【女子3人ぶらり旅】岐阜県高山で最高のグルメと旅館 花兆庵のおもてなしを満喫♬
こんにちは。朝活ナースです。
突然ですがみなさん、旅はお好きですか?
この質問に対して多くの方が『旅は好き!』とお答えになるかと思います。
楽しいですもんね。旅。
一方でその旅のイメージは人によって大きく異なるように思います。
誰と行くか?プランはどうするか?旅館はどこにするか?起床時間は?移動手段は?等々、色々な形態があり、好みも分かれるかと思います。
私が一番好きな旅は気心の知れた同性の友人と、昼はノープランで歩き倒し、夜は盛大に宴会をするぶらり旅です。
まさにそのような旅を先日、飛騨高山でしてきました!
旅の新しい可能性に気付けるかも?しれません。ぜひ最後までご覧ください。
(なお、著者のプロフィール等については「朝活ナースの徒然日記」、はじめました♪をご覧ください。)
目次
旅の始まりはいつも突然に
今年のGWは初日と後半に予定がありましたが、その他は特に用事がありませんでした。
当初はゆっくりまったり過ごすのだと思っていた著者も、多くの方が遊んでいる様子を見て、日に日に旅行欲が詰まっていくのでした...。
そして5月1日早朝、朝活仲間の友人A(関東在住)、友人B(関西在住、後輩)にLINEをするのでした。
今日、旅、行かん?
行く!
とりあえず飛騨高山行きたい。君の名は巡礼しよ!
今から行けばお昼には着くけど関西組はどうだい?
良いですね!明後日までは空いてますよ~
関西組は朝ナーさんと相談してお昼に着くよう向かいます!
よしゃ!初日は高山観光して二日目途中から名古屋で美味しいものでも食べますか!
とりあえず京都駅で待ってます!
ということで、わずか15分で弾丸旅行が決定されました。
この時の時刻は朝6時前です。持つべきものは朝活しているフットワークが軽い友人ですね😊
ここから著者はルンルンで準備をして京都駅に向かいました。
待ち合わせ時刻は8時でしたが、楽しみ過ぎて7時に到着しスタバに待機して移動手段や旅館を検討することにしました。
残念ながら天候は雨、しかし心は踊るのです♪
関西圏から高山への移動手段を考える
さて、Bさんを待ちながら移動手段の検討をすることにしました。
移動手段は大凡そ以下の3つです。
著者たちは移動手段(1)の高速バスを選択しました。
Bさんと隣合わせの座席を確保したかったことや費用の観点から選択しました。
残念ながら、この後に著者一行は隣席のあごひげ抜き青年と謎のわきが臭、赤ん坊の止まない泣き声に苦しむことになります😥
結果的には移動手段(3)の特急列車を選択した方が良かったと思います。コスト・負担感の両方で優れています。
ただし京都から直通で高山まで向かう特急電車の本数は少ないため、事前予約が無難だと思います。
さて、高速バスでは青線のルートで向かいました。
道中、休憩先で立ち寄った川島パーキングエリアには岐阜県最大級の複合型レジャー公園であるオアシスパーク(外部リンク)併設されており、観覧車や屋台村、おしゃれなカフェ等が立ち並んでいました。
特に家族連れにおすすめのスポットだと思いました♪
そんなこんなで寝たり起きたり、本を読んだり勉強したりしていると、高山駅も近づいてきました。
滋賀県と岐阜県は広いですね。思わず何回もGoogle Mapを見てしまいました笑
いつか絶対滋賀と岐阜を歩き倒す旅をしてやる...!と謎の決意をしながら、いざ高山駅に到着です!
高山駅に到着! 名物高山ラーメンを食べる!
まずは関東在住の友人Aさんと合流です。
お互いの到着時間に5分ほどの差しかなく、ストレスなく合流することが出来ました。
いつもながら急すぎ!笑
でも最高に楽しみ~
いつもありがとう!旅欲が止まらんかったんよ笑
取り敢えずおなか減った。美味しいもの食べよ!
私、調べてたんですけど高山ラーメンはどうですか?
雨だから並ばないでしょうし。
ということで高山ラーメンに行くことにしました。
調べると近くに最高に美味しそうなお店がありました。つづみそば(食べログリンク)さんです。
当初の目論見と異なりかなりの行列が出来ていましたが、晴れている日ならもっと混んでいるだろう、むしろラッキーだという謎のポジティブ思考を発揮させ、待つことにしました。
待ちながら漂うスープの良い香りが期待値を上げていきます。
待ち時間も、友人との再会に歓喜していたため長く感じることがありませんでした。
そしていよいよ入店の時...。
店内はとても綺麗で、全体的に余裕のある間取りとなっていました。
いわゆる町中華のお店は少し汚い店もありますが。つづみそばさんは全くそのようなことはありませんでした。
そしていよいよラーメンとのご対面です🍜
著者が食べたのはワンタン麺(中盛)です。
甘めの醬油ベースのスープとちぢれ細麵が絡み、とても美味しいラーメンでした。
ワンタンは具が少なめで、喉ごしが最高です。
食が食欲をさらに加速させるような一品でした。
価格(¥1,000)は少し高いかな?と思いましたが、観光地であることも加味すると妥当かもしれません。また、お酒の提供がないことも注意点です。
間違いなく、高山にラーメンを食べに来たのであれば来て損はないお店だと思います。
宿泊先 本陣平野屋 花兆庵へ
お腹を満たした後は、雨が酷いため観光をやめ、Aさんが予約してくれた旅館でゆったりすることになりました。
状況に応じて旅のプランを柔軟に変更しその時々を最高に楽しもうとすることは、気心の知れた友だからこそ簡単に出来ることだと思います。
これが恋人や同僚だとなかなか上手くはいきません...。
そして友人だからといって計画をきちっと立て、それを実行するのが良い旅だという方もいます。
良い旅には価値観を共有する良い友あり
と言えるのではないでしょうか。
そんなこんなで旅館でまったりすべく、お酒とつまみを地元の酒屋で購入することになりました。
地元の酒屋で購入した商品は以下の通りです。
- 飲み物
飛騨高山麦酒
若鶴酒造 十年明 セブン 700ml
炭酸水 - おつまみ
ミックスナッツ
お漬物
鮭とば
著者は、旅では必ずウイスキーか日本酒を一本空けるという業を自らに課していますので、今回はウイスキーをセレクトしました。
旅館を満喫する万全の準備を整え、いざ宿泊先の本陣平野屋 花兆庵(外部リンク)さんへ向かいます。
熱烈歓迎と豪華なお部屋
旅館に入ると、スタッフの皆様に大勢でお迎え頂きました。
後で調べると、部屋数の約3倍のスタッフがおもてなしに携わっているようです。
玄関にある太鼓で歓迎の音を鳴らして頂き、ご担当の方に部屋まで案内して頂きました。
広い!綺麗!おしゃれ!テンション上がるしかない!
思わずスタッフさんの前でそう叫んでしまいました。
部屋はとても広く、①メインルーム②ベッドルーム③バスルームに分かれており、4人までは十分快適に利用可能だと思いました。
バスルーム前の洗面にカップル用のバスローブが2着だけあり、燃やしたい気持ちになったのはまた別の話です🙂
お着き菓子はその場で点てたお抹茶と自家製ういろを頂きました。
道中の移動疲れに甘い物は身に沁みます。
お部屋探索や荷物整理を終えると、再会を祝う乾杯です!
まずは飛騨高山麦酒で乾杯しました。
ヴァイツェン、ピルスナー、ダークエールの3種類を味比べしました。
個人的にはコクと苦みの後に、ほのかに甘みを感じるダークエールが一番好みでした。
地ビールを堪能することは旅の醍醐味の一つですよね♪
いざ、お風呂へ
美味しいビールでお互いの近況話も弾みます。とにかく全員が元気そうで安心しました。
一通り話を終え夕食前にすることと言えば、乾杯とお風呂でしょう。
移動の疲れを癒すべく、館内のお風呂への向かいました。花兆庵さんにはお風呂がなんと4種類もあります。
館内のお風呂はすべて温泉です。
本館と別館で泉質が異なり、本館の「石橋の湯」が一番温泉成分が濃いようです。
柔らかい泉質の弱アルカリ性温泉で刺激は弱く、とても入りやすい温泉でした。
どのお風呂も個性が異なってますので、翌日の朝にかけてすべて入浴されることをお勧めします。
また、何より嬉しかったことは「タオルを毎回交換できること」と「アメニティの充実」です。
旅館では同じタオルを終日使いまわすことが多いと思います。
一方、花兆庵さんでは各お風呂にタオルが備え付けられており毎回タオルを交換することが出来ました。何も持っていく必要はなく、ストレスフリーでした♪
また、アメニティは各部屋内に充実していました。特に雪肌精のスキンケア製品が置かれてあり、安心して使うことが出来ました。花兆庵さんに宿泊する際は必要最低限の化粧品で十分です。
そして宴へ
お風呂を満喫した後は、待ちに待った夕食です。
飛騨牛を中心に、地元の食材・料理の大盤振る舞いです。
海鮮系は富山の漁場から朝獲れ食材を送っているということで、こちらも大変美味しくいただきました。
素晴らしかったのは料理だけではありません。スタッフさんの心配りが至高でした。
左利きの友人Aさんを優先して座席に案内していました。
こういったことはなかなか起きないらしくAさんも
左利きって何かと不便だけど、
ここまで気を遣ってもらえるのは本当に気持ちいい
と話していました。
また、夕食の際にスタッフさんと会話した内容が翌朝の朝食時にメッセージとなってお手紙に記されており、思わず感嘆してしまいました。
著者たちはとても暖かい気持ちで夕食会場を後にするのでした...。
そしてここからが部屋で始める宴会となります。
前述の通り著者はウイスキーを完飲する業を背負っています。
既にこの時点でほろ酔いでしたが、みんなで楽しく若鶴酒造 十年明 セブンを飲みました。
十年明 セブンは口に入れた瞬間、スモーキーな香りが広がります。
しかし、喉を通った後の後味はすっきりとしていて、ハイボールにすると更に美味しく飲めました。
酔いが深まると部屋内のお風呂にお湯を溜め、全員で入浴を楽しみました。
部屋内のお風呂で3人が余裕で入れる大きさです。その後の雪肌精タイムも充実していました笑
世で言うガールズトークを楽しみつつ、充実した初日が過ぎるのでした。
そして夜は明ける
ふかふかなベッドでぐっすり眠り、朝を迎えました。
奇跡的に二日酔いを回避することに成功し、ウキウキで朝食をいただきます。
朝食は実に健康的な食事となっており、前日の夕食と同様に地元の食材が多く出てきました。
朝食を食べ終えるとお風呂に向かいます。
別館の「きららの湯」に入ったのですが、外を出ると前日の雨とは打って変わって快晴です。
さるぼぼにも歓迎され、最高の朝を過ごすことが出来ました。
高山陣屋
晴れましたけど、私たち一切高山駅周辺を観光してませんね~。
チェックアウトしたら君の名は聖地巡りでしたっけ?
流石にちょっとは観光しておくか!
ということで、花兆庵さんから徒歩一分の高山陣屋に行きました。
案内人の方にお聞きすると代官という役所で、江戸時代における「市役所」のような存在だったようです。
全国に点在している代官のなかでも主要建築物が現在でも残っているのはここだけとのことです。
本当に偶然入っただけでしたが、とても深い歴史を有する場所を訪ねることが出来ました♪
陣屋内は部屋の名前とともに用途も記載されており、当時に想いを馳せながら見学することが出来ました。
特に、「一番偉い方の部屋が玄関から一番近い距離にあることが今と全然違うなぁ。当時はトラブルにすぐに駆け付ける方こそ偉大なのかなぁ。」なんてことを考えながら巡回しました。
高山陣屋観光について、一点だけ注意点です。
見学する場合は靴下を履いて行きましょう。
著者たちは下駄+裸足で行きましたが、高山の朝は冷えていて館内を裸足で歩くと、大変辛い想いをすることになります笑
コロッケを巡る戦い 古い町並み・さんまち通りを歩き倒す
高山陣屋観光を終え旅館に戻ると、すぐにチェックアウトの時間を迎えます。
最高の旅館だったね!気分爽快だ~。
では君の名は聖地巡りも楽しみましょう!
君の名は好きだし超楽しみだわ!
せっかくだし駅まで歩いていこう!
旅館から高山駅までは送迎サービスがあったのですが、町並みを見るために歩いて駅まで行くことにしました。
これが大きな誤りだったのです...。
著者たちは高山の雄大な自然と歴史文化溢れる景観に魅了され、電車に乗り遅れるのでした...。
発車直前は全力ダッシュしたのですが、日頃運動不足の私たちには到底間に合う時間ではありませんでした。
さよなら君の名は。いつかまた絶対行くからね...。
ということでプランを大幅に変更し、高山駅周辺を観光した後に直接名古屋に向かうことに!
高山駅から5分ほど真っ直ぐ歩くと古い町並み さんまち通りという商店街に到着しました。
奥に山を見据えながらまるで京都のような町並みを味わうことが出来ます。
ただ町を観光しても良いのですが、それだと記憶に残らないと思い、著者は一つ提案をしました。
コロッケを売っている店と遭遇したらじゃんけんをする。
勝った人がそのコロッケを食べることが出来るゲームしよ
昼食前で小腹が減っていたこともあり、軽い気持ちで提案をしました。
メンバーもその提案に乗ってくれました。しかしこれが騒動を巻き起こします。
なんと著者たちが歩いた道には11店ものコロッケ販売店が存在していたのです。
観光地にはコロッケを売っている店が多いと認識していましたが、まさかこんなに多いとは思ってもみなかったです。
じゃんけんの結果がこちらです。
全11戦
著者6勝 友人A2勝 友人B3勝
なんと6個もコロッケを食べました。。。
最初のうちは嬉しかったのですが、後半は二度とコロッケを見たくないほどでした。
一生使わないであろう、高山のコロッケ事情に詳しくなりました。
例えば、
- 価格帯は150円~300円とかなり広い
そして価格差と味の相関はない - コショウが入っているかで味のインパクトが全く違う
- 外が固いからと言って中も固いとは限らない
- 同じ味のコロッケは存在しない
が、食べてみないと好みのコロッケかは判断できない
等です。
コロッケに胃の体力を奪われながら、綺麗な景色には心を奪われます。
自然と歴史的建造物が織りなす景観は心を落ち着かせます。
季節外れの紅葉も見ることが出来ました。
全くプラン通りではありませんでしたが、良い高山旅にすることが出来たと思います。
もたれる胃とともに旅は終わり、そして次の旅は始まるのである
一通り高山駅周辺を観光すると、ちょうど電車の時間が近づいてきました。
このまま名古屋に向かうのです。コロッケで胃はもたれましたが、名古屋グルメを堪能したのはまた別の話です。
今回の高山旅でプラン通りにいったことは一つもありませんでした。
ですが、誰一人として残念な旅だったとは思いません。
同じものを見て、歩き、食べ、本心で語らうことが旅の醍醐味だと思うのです。
これからも友情を大切にしながら、日本・世界各地を旅したいと思います。
おしまい。
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