【5月12日】看護の日に考える、"看護師という仕事"の本質

medical stethoscope and mask composed with red foiled chocolate hearts

こんにちは!朝活ナースです😊

近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月12日は看護の日と制定されています。

そう、本日は看護の日です!

私も看護師になって数年が経ちましたが、この日をきっかけに、自身がしている看護師という仕事について改めて考えてみることにしました。

ナースのお仕事は「感情労働」


仕事には、肉体労働、頭脳労働などいろいろな種類があるが、看護師の仕事の大部分は感情労働と言われています。

感情労働とは、社会学者のA・R・ホックシールドによる言葉で、「相手の精神を特別な状態に導くために、自分の感情を誘発、または抑圧することを職務にする、精神と感情の協調が必要な労働」のことをいう。感情が労働にもたらす影響が大きく、かつ適切・不適切な感情が明文化されており、会社からの管理・指導のうえで、本来の感情を押し殺して業務を遂行することが求められる。【引用】https://www.kaonavi.jp/dictionary/emotional-labor/ 

看護師は学生の頃から、患者との対人関係において「気持ちに寄り添う」「共感する」「支持的な姿勢を示す」ことが重要だと指導されます。

患者・家族が抱える感情を慮り、それに自分の感情を合わせて寄り添っていくことが必要と言われています。

それは自分が素直に感じた感情を表すのではなく、看護師としてどのような行動が求められるかを考え、行動するということです。

簡単に言うと「さゆちゃん」が「看護師さゆちゃん」の仮面をかぶり、看護師として求められる行動をとるということです。

一般の仕事でも「営業〇〇さん」「人事△△さん」という仮面をかぶることがあるかと思います。

看護師はその中でも感情労働としての側面(≒仮面像)が非常に強い職業です。

白衣の天使というイメージ

また、看護師という仕事は「こうあるべき」が求められるシーンがとても多いです。

例えば"この人は薬剤師らしくない"という話はあまり聞きませんが、"この人看護師らしくないよね"ということはよく耳にします。

そしてそれが、どのような人のことを言っているのか想像することも比較的容易です。

一般的にみんなが想像する看護師は、

やさしくて、いつも笑顔、いわゆる「白衣の天使」そのものでしょう。

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Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

看護師という仕事のブランド力が強く、世間からも「こうあるべき」が求められます。それに看護師は応得る必要があります。

そのために仮面をかぶるのです。これは感情労働としての仮面よりもステレオタイプからくる仮面です。

しかし、私たちもずっと仮面をかぶっているわけにもいきません。疲れ切ってしまいます笑


重要なことは仕事の外では仮面を外し、「自分」「看護師の自分」をちゃんと切り分けることだと感じています。

要するにONとOFFを明確にするということです。

そこがはっきりしないことで、”自分が抱く感情"と、”看護師として抱くべき感情"のギャップに違和感を感じ、

「あぁ、私は看護師に向いていないのだ」と思い込み、悩む新人ナースを多く見てきました。

看護師として抱くべき感情は仕事の時だけ持っていれば全く問題はないと私は思います。
それより、普段の自分が抱く感情を大事にし、「今日も看護師お疲れ様」と、優しくいたわってあげてほしいです。

最後に

感情を相手に捧げる仕事の成果を数値化するのは難しく、目には見えにくいです。

ですが、その中でも患者さんの言葉や元気になる姿をみて、日々やりがいを見出しています。

「おはようございます!体調はどうですか?」

今日も私たち看護師は笑顔で病室のカーテンを開ける。

 

おしまい。

看護師の仕事について興味を持ってくださった方はぜひ看護師のお話(内部リンクあり)もご覧ください。色々な思いを持ちながら仕事をしています。

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